ゲイの世界
ここからは、全体像としての「ゲイ」、「ゲイの世界」について考察してみましょう。
ゲイには、ある種の連帯感というか、コミュニティ的な世界があります。これは、特殊な性的し好の「レズの世界」には見られない傾向です。
ゲイとレズは、性別からみれば真逆に存在します。
コミュニティ的意識の違いは、そんな所が関係しているのでしょうか。
ゲイの世界に興味を持つ人間同士なら、ある程度コミュニケーションを取ると、相手が同じゲイだということが見抜けると言います。
しかし、レズビアンには、一般女性との違いがほとんど見受けられず、性的なシチュエーションでのみ、その特殊な性質が浮かび上がるのです。
対して、ゲイの場合は、日常生活の場面でもどことなくゲイであることを感じるものです。
男性の視線を惹き付ける為、必然的に女性的なフェロモンを醸し出そうとしているからかもしれませんね。
もともと「美」に対する意識が高いですから、自分を良く見せる意識も高いと言えます。
しかし、女性が女性らしく…というのは、何も問題はありませんが、ゲイの世界の場合、それが何かと好奇の目を惹き付けることにもなってしまうのです。
目の前に好みの男性が現れたとすると、既に脳内では相手を引き寄せるための意識が生じます。
それが「おねえ言葉」だったり「オカマっぽさ」という形で表現されてしまいますから、世間から一線を画した世界になってしまうのですね。
そのような理由から、ゲイは自分たちがより生活しやすい環境を求め、また新しい環境を創り上げて行きました。
それが「ゲイの世界」なのです。
ちなみに、ゲイが集まる場所として有名な「新宿2丁目」は、日本最大のゲイ・コミュニティと言っても過言ではありません。
ゲイバーやゲイ専門のクラブが立ち並ぶ新宿2丁目には、ゲイだけでなくホモ、オカマといった男性たちが集まり、出会いを求め、情報交換し、自分たちが堂々と闊歩できる世界を築き上げたものです。
ゲイの神髄を知るためには、まず新宿2丁目を知る必要があります。